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この記事はこんな人におすすめ!
ジャックラッセルテリアを飼いたい
ジャックラッセルテリア。
日本では一般的にそこまで飼っている人がそんなに多くない犬種ですが、犬を飼うにあたってジャックラッセルテリアを飼いたいと思っている人は少なくないと思います。
飼ってみたいけどどんな犬なの?飼いやすいの?飼い方のコツは?
そんな思いを抱いている人は是非このページを見てください!
ジャックラッセルテリアがどんな犬か知りたい
ジャックラッセルテリアが好き。なんとなく聞いたことある。知り合いが飼っている。でもどんな犬?
そんな方はこのページを見ればジャックラッセルテリアの理解が深まります!

テレビでジャックラッセルテリアの魅力に惹かれ、色々と情報を調べた後、彼を迎え入れました。大変なときもありますが、今では毎日の散歩や遊びを通じてこの子との生活が喜びと感動に満ちています。
ジャックラッセルテリアの性格の特徴
活発で遊び好き
ジャックラッセルテリアは、まさに「やんちゃ坊主」!その活発さは群を抜いており、運動量が非常に多く、常に遊びを求めています。まるで小さな弾丸のように、家中を駆け巡り、いたずら好きな一面も覗かせます。 好奇心旺盛で、新しいものや場所、音などにすぐに反応し、興味津々で探索を始めます。 そのため、毎日たっぷりと運動させてあげることが、彼らの心身の健康を保つ上で非常に重要です。
運動不足になると、ストレスが溜まり、様々な問題行動につながることがあります。例えば、ソファや家具をひっかいたり、噛み付いたり、無駄吠えをしたり、落ち着きがなくなったりするなど、飼い主さんにとって悩ましい状況に陥る可能性があります。 中には、分離不安になり、飼い主さんがいない間、激しい破壊行動を起こしてしまう子もいます。しっかりと運動させてあげましょう!
好奇心旺盛
ジャックラッセルテリアの好奇心は、まるで探検家のよう!新しいものや場所、音などに興味津々で、常に周囲をくまなく探索しています。 その旺盛な好奇心は、時に危険を伴うため、散歩中は特に注意が必要です。 例えば、路上に落ちている食べ物を拾い食いしたり、他の犬や猫に近づきすぎてトラブルになったり、車の往来の激しい道路に飛び出したりする可能性があります。
彼らの好奇心は、単なる興味ではなく、本能的な狩猟本能にも繋がっています。 小さな動きや音に敏感に反応し、それを追いかける行動に出ることがあります。 そのため、散歩中は常にリードをしっかり持ち、彼らの行動を予測し、危険を回避する必要があります。 また、安全な場所を選んで散歩をすること、そして、周囲の状況を常に把握しておくことが大切です。
独立心が強い
ジャックラッセルテリアは、飼い主さんに対して愛情深く、深い忠誠心を持って接します。 その愛情は、時に甘えやじゃれつきといった形で表現され、飼い主さんの傍にいるだけで安心感を与えてくれるでしょう。 しかし、その愛情深さの裏には、強い独立心も隠されています。 彼らは、単なる従順なペットではなく、独自の個性と意思を持つ自立した存在なのです。
そのため、しつけにおいては、甘やかすのではなく、一貫性と明確なルールが必要となります。 彼らの賢さを活かし、遊びを取り入れた楽しいトレーニングを行うことで、より効果的なしつけを行うことができます。
彼らの独立心を理解し、適切なリーダーシップと愛情をバランスよく与えることが、良好な関係を築く鍵となります!
賢く学習能力が高い
この犬種は、非常に賢く、学習能力も高い犬種です。そのため、しつけは比較的容易だと感じる飼い主さんもいるかもしれません。 しかし、彼らの知性と独立心を理解した上で、根気と工夫を凝らしたしつけを行うことが、成功への鍵となります。 単純な命令だけでは、彼らの好奇心旺盛な心を捉えることは難しく、すぐに飽きてしまう可能性があります。
単調なトレーニングよりも、遊びを取り入れた、楽しく、そして彼らが積極的に参加できるようなしつけ方法がおすすめです。 例えば、ボールやオモチャを使って、コマンドに従うとご褒美がもらえるという、ポジティブな強化法を取り入れることで、彼らは楽しみながら学習することができます。 クリックトレーニングなども効果的で、正確な行動を褒めることで、よりスムーズな学習を促します。
根気強く、工夫を凝らし、彼らの個性に合わせたトレーニングを行うことで、より良い関係を築き、幸せな時間を共有できるでしょう。 彼らの知性を尊重し、楽しく、そして前向きなトレーニングを心がけましょう。
勇敢で自信家
大きな特徴の1つとして、物怖じせず、勇敢で自信に満ちた一面を持っています。 それは、彼らが持つ狩猟犬としての本能と、独立心の強さからくるものです。 新しい環境や状況にも臆することなく、積極的に飛び込んでいく姿は、見ている者を勇気づけるほどです。 この勇敢さは、危険から身を守るためにも役立ちますが、時に、他の犬や動物に対して威嚇行動を取ってしまう原因にもなります。
特に、リードなしで散歩をしている場合や、他の犬との初めての出会いの際には注意が必要です。 彼らの自信過剰な態度は、他の犬を威嚇し、ケンカに発展する可能性があります。 また、小さな動物を見つけた場合も、狩猟本能が働き、追いかける行動に出ることがあります。 飼い主は、彼らの行動をよく理解し、常に周囲の状況に気を配る必要があります。
彼らの勇敢さを理解した上で、適切な社会化とトレーニングを行うことが重要です。
猟犬としての本能
ジャックラッセルテリアは、かつて勇敢な狩猟犬として活躍していました。その歴史は、彼らの遺伝子に深く刻み込まれており、小さな動物や動きを目で追いかける本能は、今もなお強く残っています。 散歩中、小さな鳥やリス、猫、あるいは虫などの動きを目撃すると、彼らは本能的にそれを追いかけようとする行動を示すことが少なくありません。 これは、彼らが持つ狩猟本能の表れであり、決して悪いことではありません。 しかし、この本能的な行動が、時には危険を招く可能性もあることを理解しておく必要があります。
彼らの狩猟本能を理解し、安全対策をしっかりと行うことで、安心して散歩を楽しむことができるでしょう。

この子は本当に賢くて、覚えも早いんです。 しつけも最初は苦労しましたが、根気強く教え続けるうちに、今では簡単なコマンドはきちんと理解してくれるようになりました。 しつけを通して、この子との絆がより一層深まったと感じています。
このをもっと深堀り
ジャックラッセルテリアの歴史
ジャックラッセルテリアの歴史は、19 世紀初頭のイギリスに遡ります。 イギリスのジョン・ラッセル牧師が、キツネ狩りのためにフォックステリアを改良し、現在のジャックラッセルテリアの原型となる犬を生み出したと言われています。 ラッセル牧師は、狩猟犬として優れた能力を持つ犬を求めて、様々なテリア犬を掛け合わせ、最終的に現在のジャックラッセルテリアのような、体高が低く、脚が短く、活発で勇敢な犬を作り出したのです。 その後、ジャックラッセルテリアは、イギリスで広く愛され、世界中に広がっていきました。 現在では、愛玩犬としても人気が高く、その活発な性格と愛らしい容姿で多くの人を魅了しています。
ジャックラッセルテリアの種類
ジャックラッセルテリアは、その毛質によって大きく 3 つの種類に分けられます。
それぞれの毛質には特徴があり、飼い主さんの好みやライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。 どの毛質も抜け毛が多いので、定期的なブラッシングやトリミングは必須です。 また、ジャックラッセルテリアは、歴史的にキツネ狩り用に改良された犬種であるため、様々な交配が行われてきました。 そのため、登録団体やクラブによって、標準が微妙に異なる場合があります。
◯スムースコート

スムースコートのジャックラッセルテリアは、短く滑らかな毛並みを持つタイプです。 まるで、ベルベットのような手触りで、とても柔らかく、光沢があります。 毛の長さは 1cm 程度で、密生しており、体全体を覆っています。 スムースコートは、他の毛質に比べて抜け毛が多いのが特徴です。 そのため、定期的なブラッシングは欠かせません。 ブラッシングをすることで、抜け毛を減らし、毛並みを美しく保つことができます。
また、スムースコートは、ラフコートやブロークンコートに比べて、お手入れが比較的簡単です。 トリミングの必要もなく、ブラッシングだけで十分に管理できます。 ただし、抜け毛が多いので、飼い主さんは抜け毛対策をしっかりと行う必要があります。 掃除機をかける頻度を増やしたりするなど工夫が必要です。
◯ブロークン

ブロークンコートのジャックラッセルテリアは、スムースとラフの中間的な毛質を持つタイプです。 短く滑らかな毛と、長く硬い毛が混ざり合っており、独特の風合いを持っています。 スムースコートよりも毛が長く、ラフコートよりも毛が短いのが特徴です。 そのため、スムースコートよりも抜け毛が多く、ラフコートよりもお手入れが大変です。

うちの子はブロークンです。毛がワシャワシャってなってるのが可愛いです!
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我が家のジャックラッセルテリア、「こむぎ」の紹介
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◯ラフコート

ラフコートのジャックラッセルテリアは、ワイヤーヘアと呼ばれる硬くて粗い毛を持つタイプです。 毛の長さは 2~5cm ほどで、体全体を覆っています。 ラフコートは、スムースコートやブロークンコートに比べて、抜け毛が少ないのが特徴です。 ただし、定期的なトリミングが必要となります。 トリミングは、専門のトリマーに依頼するのがおすすめです。
ジャックラッセルテリアの特徴
とにかく元気で活発!好奇心旺盛で陽気な犬種です。よく「ロケットのエンジンを積んだ小型犬」というような形容をされますが、馬力・パワー・スピードを兼ね備えています。さらに頭も良いのでアジリティなどの競技で活躍する子が多いです!
頭の良さと見た目の可愛さから、広告やCM、映画にもよく起用されます。昔の映画だと「マスク」や「ベートーベン」が有名ですね!アニメ映画「ペット」シリーズのマックスもジャックラッセルテリアです!
最近だとNetflixの人気ドラマシリーズ「LUPIN/ルパン」に出てくる可愛い犬もジャックラッセルテリアですね。

元々キツネ狩用の狩猟犬として交配された犬種なので、猫や小動物などの獲物となるものを見つけると本能で追っかけることも・・。
一度スイッチが入るとよく吠え攻撃的になる面もあるので、しっかりとしたしつけが必要です。「飼いにくい犬ランキング」でよく上位に名を連ねるのにはこういった特徴があるからですが、ちゃんとしつけをし、愛情を持って育てるととても良い家族のパートナーになりますよ!
飼うのにどれくらいの費用がかかる?
ジャックラッセルテリアの子犬の価格は、およそ20~50万円です。価格は血統や斑のバランス、生まれてからの日数などにより変動します。ペットショップではあまり見かける犬種ではないので、ブリーダーを探してみるのも良いですね。
犬を飼うためには、購入費用に加えて初期費用として約6~8万円程が必要になります。具体的な内訳は以下の通りです。
- 事前に準備すべき備品(クレート・爪切り・リードなど):4~5万円
- ワクチンや健康診断の費用:2~3万円
また、飼い始めてから1カ月毎にかかる費用は、1~2万円程になります。
- フードなど食費:3~6千円
- 日用品代:1~3千円
- グルーミング代:3~8千円
- 医療費:3千円
- ペット保険:1~3千円
ジャックラッセルテリアを家族として迎え入れる際は、初期費用や1カ月毎にかかる費用も考慮に入れておきましょう。

毎年春は狂犬病ワクチン、混合ワクチン、フィラリア予防の薬などなどお金がかかる季節です。頭に入れておきましょう。