「どうやってしつければいいのか分からない…」と悩んでいませんか?
犬のしつけは、飼い主と犬との信頼関係を築く第一歩。
この記事では、初心者でも今日から実践できる基本のしつけ方法を、やさしくわかりやすくご紹介します。
目次
1. なぜしつけが必要なの?|犬と人が心地よく暮らすために

しつけ=犬を支配することと誤解されがちですが、本当は真逆です。
ここでは、しつけの意味と目的について解説します。
1-1. 犬の安心感を育てる“ルールづくり”
犬はルールが明確なほうが安心します。
「これはOK」「これはNG」を伝えることで、犬の心も落ち着き、問題行動の予防にもつながります。
1-2. 飼い主との信頼関係がベース
しつけの基本は怒ることではなく“教えること”。
怒鳴るよりも、できたときに褒めて伸ばす。
これが犬との長く幸せな関係を築くコツです。

一昔前は、犬のしつけといえば厳しく叱りつける、というイメージでしたが、今ではしつけ=厳しさではなく、“わかりやすい優しさ”だと思っています!
2. トイレのしつけ方法|失敗しても叱らない

犬のしつけの中で、最初につまずきやすいのがトイレ問題。
でもコツをつかめば、きちんと覚えてくれるようになります。
2-1. 失敗しても無反応が基本
排泄は本能的な行動なので、失敗しても叱らないのが鉄則です。
叱られると「排泄=怒られる」と誤解し、隠れてするようになることも。
2-2. 成功したらすぐに褒める!
できたタイミングで「すごいね!」「いい子だね!」と声かけ+ごほうび。
この“成功体験”を重ねることで、トイレが定着していきます。

こむぎも最初はフローリングに失敗ばかり…。でも、できた日は家族全員で大げさに褒めました(笑)
3. 「おすわり」「まて」のしつけ方法|集中力を育てる基本

しつけの王道「おすわり」と「まて」は、犬にとっても分かりやすいルールの入り口。
落ち着きのない子ほど、早めに練習しておくと安心です。
3-1. 「おすわり」は視線を合わせて
おやつを鼻先に見せて、ゆっくり頭の上へ移動させると自然に腰を下ろします。
その瞬間に「おすわり!」と声をかけ、ごほうびで強化しましょう。
3-2. 「まて」は数秒からスタート
最初は1~2秒でもOK。**待てたら即褒める!**が鉄則です。
少しずつ時間と距離を伸ばしていきましょう。

「まて」ができるようになると、食事も散歩もグンと安心度が増しますよ!
4. 吠え癖のしつけ方法|原因を知れば対処できる

犬の無駄吠えには必ず理由があります。
その理由を知って、適切に対処するのが“しつけ”です。
4-1. 吠える理由を観察する
来客時に吠える、チャイムに反応するなど、「何に対して」「なぜ」吠えているのかを分析します。
4-2. 吠えていないタイミングを褒める
「吠えたら叱る」ではなく、「吠えずに我慢できた瞬間」を褒める。
これにより、「吠えない=いいことがある」と学習していきます。

うちの子もこの吠え癖のしつけはいまだに苦労しています‥。宅配便のチャイムには絶対吠えちゃうんですよね‥。
5. 「おいで」のしつけ方法|呼び戻しは命を守る

「おいで」は、しつけの中でも最も重要なコマンド。
万が一の脱走・危険回避のためにも、日頃からの練習が必要です。
5-1. 呼んだら“楽しいこと”があると思わせる
名前を呼んで「おいで!」と声をかけ、来たらごほうび+テンション高めに褒める!
“来たら楽しい”という記憶を積み重ねましょう。
5-2. 絶対NGなのは「呼んで叱る」
来たあとに叱ってしまうと、「呼ばれる=嫌なこと」と学習し、次からは来なくなってしまいます。

「おいで」は必須のコマンドですね!最初は呼んでもなかなかこなくて苦労しますけど、絶対必要なコマンドですので根気強く覚えさせましょう!
まとめ┃しつけは“しあわせな共通言語”

犬との暮らしにしつけは欠かせません。
でもそれは、ルールを押し付けるものではなく、お互いが快適に生きていくための“共通言語”。
- 叱るより、できたことを褒める
- 時間をかけて“成功体験”を積む
- 飼い主の一貫した姿勢が大切
しつけを通じて、信頼と絆が深まっていく感覚を、あなたもきっと感じられるはずです。
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