「うちの子、誰にでも懐くわけじゃないんです」と話す飼い主さん、多いですよね。
実は、犬は人をよく観察していて、“好きな人”には特別な態度を見せていることがあります。
今回は、犬が「この人、好き!」と思っているときに見せるサインを4つご紹介します。
目次
1. 近くに寄ってくる・体をくっつけてくる

犬は安心できる人のそばにいたいと思っています。
特に“信頼していて、好きな人”には、体を寄せたり、くっついて寝たりすることがよくあります。
1-1. 心の距離=物理的な距離
犬は不安なときや甘えたいときに、自分から距離を縮めてくることがあります。
寝ているときにくっついてきたり、膝に乗ってきたりするのは、まさに好意の証拠。
1-2. 寝る場所=信頼の証
警戒心の強い犬ほど、信頼していない人の近くでは寝ません。
あなたのそばでリラックスしているなら、「安心できる人」だと思っているはずです。

うちのこむぎも、夜は必ず私の足元にくっついてきます。安心して眠ってくれると、こっちまでほっとしますね。
2. じっと見つめてくる

犬が目を合わせてくるのは、愛情のサインです。
信頼している人に対して、犬は穏やかな表情でじっと見つめてくることがあります。
2-1. “アイコンタクト”は犬の愛情表現
人と犬が見つめ合うと、**オキシトシン(愛情ホルモン)**が双方に分泌されると言われています。
つまり、犬にとって“好きな人と見つめ合う時間”は幸せなひとときなのです。
2-2. 怒っているときの視線とは違う?
目線には「じっと見つめる(愛情)」と「凝視する(威圧)」があります。
犬がゆるやかに瞬きをしながら見つめてくるなら、愛情サインと見て間違いありません。

こむぎのあのまん丸な目で見つめられると、「めちゃくちゃ好かれてる…」って実感します(笑)
3. お腹を見せる・寝転がる

犬が自分の急所をさらけ出す行動は、最大級の信頼の証。
「無防備でいても大丈夫」と思っている相手にしか見せません。
3-1. 服従ではなく“甘え”の表現
昔は「お腹を見せる=服従」と言われていましたが、最近の研究では、愛情や信頼から来る行動だとされています。
3-2. リラックスのバロメーター
仰向けになってお腹を見せるとき、犬の耳・目・しっぽもリラックスしているなら、それは「この人の前なら安心して眠れる」と感じている証拠です。

こむぎがゴロンとお腹を見せてきたときの、あの無防備さ…ついお腹をなでなでしたくなります(笑)
4. しっぽを振りながら寄ってくる・跳ねるような動き
しっぽを振る=嬉しい、というイメージはありますが、実は“好きな人”限定の振り方があります。
4-1. “右寄り”のしっぽの動きに注目
犬は「うれしいとき=右寄りにしっぽを振る」という研究があります。
つまり、右に大きく振りながら寄ってくる犬は、あなたのことが大好きなのです。
4-2. 歩き方や動きにも“好き”があふれる
好きな人を見つけたとき、足取りが軽くなったり、跳ねるように近づいてくるのもよく見られるサインです。
犬なりの「会えてうれしい!」が全身から伝わってきます。

仕事から帰ってきたとき、玄関でぴょんぴょんしながら迎えてくれる姿を見ると、疲れが一気に吹き飛びます!
まとめ┃犬の“好き”は、意外とわかりやすい

犬たちは言葉を話さない代わりに、表情・しぐさ・距離感で「好き」の気持ちをたくさん伝えてくれています。
- くっついてくる
- 見つめてくる
- お腹を見せる
- 楽しそうに寄ってくる
どれも、「あなたが好き」というサインかもしれません。
もしかして、いつも何気なく見ている愛犬の行動に、小さな“好き”が隠れているかもしれませんね。

「好きだよ」と伝えてくれる犬の気持ちに、ちゃんと気づける自分でいたいなと思っています!
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