「うちの子、顔をペロペロ舐めてくるけど、これって愛情表現なの?」
実はこの行動、犬の深い心理や本能が関係しているのです。
もちろん可愛い仕草には違いありませんが、
場面によっては注意が必要なこともあるのをご存じですか?
そこで今回は、
- 犬が顔を舐める理由
- その行動に隠された気持ち
- やめさせたいときの正しい対応
などをわかりやすく解説していきます。

わたしも最初は「甘えてくれてる」と思っていたけど、実はそれだけじゃなかったんです!
目次
1.犬が顔を舐める理由とは?その本能と習性を知ろう

1-1. 子犬時代の名残として舐める行動が出ることも
犬は子犬のころ、母犬に舐められて育ちます。
そのため、大人になっても“舐める=安心・愛情”という感覚が残っているのです。
1-2. 愛情や信頼を伝えるための手段として
飼い主を信頼し、大好きだからこそ顔を舐める犬もいます。
「もっとかまってほしい」「そばにいたい」という思いの現れです。
1-3. 飼い主の味や匂いが気になる場合も
人間の皮膚には汗や食べ物の香りが残っています。
特に食後や運動後は、犬が興味を示して舐めることが多いのです。

確かにうちの子は食後の私の顔をピンポイントで狙ってきます(笑)
2.舐めすぎに注意?考えられるストレスや異常行動

2-1. 過度な舐め行動はストレスのサインかも
もしも何度も繰り返し顔を舐めるようであれば、
不安やストレスが原因の可能性もあります。
安心できる環境を整えてあげることが大切です。
2-2. 病気や行動障害の可能性もゼロではない
舐める行為がエスカレートし、自分の体や物まで舐め続けるようになった場合は、
獣医師に相談するのが安心です。

「甘えてるのかな?」と微笑んでたら、実は寂しさの表現だったなんて…少し反省します。
3.舐めさせたくないときのやさしい対処法

3-1. 無視とコマンドでやめさせるしつけを
舐められたら静かに離れ、「ダメ」「おしまい」など一貫した指示を。
過剰に反応せず、冷静に対応するのがポイントです。
3-2. 代替行動を与えることで改善しやすくなる
おもちゃやおやつ、遊びの時間など、舐める代わりの楽しいことを与えてあげましょう。
愛犬のストレスも軽減され、関係性も良好に保てます。

「可愛いけど、今はやめてほしい」…その気持ち、ちゃんと伝えてOKです。
まとめ:舐める行動は愛情表現。でも時と場合によって対処も必要!

愛犬が顔を舐めるのは、愛情・信頼・安心を伝えるための行動がほとんどです。
ただし、ストレスや異常のサインである場合もあるため、注意深く観察しましょう。
そして、やめさせたい場合には優しく・冷静に・一貫性をもってしつけることが大切です。

行動の裏にある“気持ち”を知ると、愛犬との距離がさらに近づきますね!
-
-
犬が飼い主の後をついてまわる理由とは?【行動の心理を解説】
犬がどこへ行っても、あなたの後ろをトコトコ…。「トイレにもついてくるの?!」と、ちょっと驚くこともありますよね。実はその行動、犬の深い心理や関係性の現れなんです。この記事では、犬が飼い主の後をついてま ...
続きを見る