エッセイ・つぶやき こむぎとの思い出や日常 飼い主としてわたしらしく

インターホンが鳴らないことを祈る午後

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– 犬と在宅ワークの日常で思うこと –

愛犬と過ごす日常の中で思う、小さな願い

在宅ワークが当たり前になってからというもの、愛犬と過ごす時間がぐっと増えました。
これは嬉しい変化です。朝のコーヒーを飲む時間も、お昼休憩も、こむぎ(私の愛犬)と一緒。
何気ない時間が、ふとした幸せをくれるようになりました。

でも、そんな穏やかな日常の中で、ひとつだけ心から願っていることがあります。
それは――「リモート会議中に宅配業者が来ませんように」ということ。

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自分が喋る事が多い会議やミーティングだとより感じます。

吠えるのには理由があるとわかっていても…

インターホンの「ピンポーン」が鳴ると、こむぎは本気で“戦闘モード”に入ります。
声を張り上げ、尻尾をふりまわしながら吠え続け、私のまわりを行ったり来たり。
私が落ち着いて「大丈夫、誰も入ってこないよ」と声をかけても、興奮はすぐにはおさまりません。

こむぎにとっては、「家族を守る大事な仕事」なんですよね。
頭ではわかっているけれど、会議中だとつい焦ってしまいます。

「こむぎ、今は静かにして〜」と、心の中で叫びながら、
ミュートを忘れている自分に気づくと、もう冷や汗ものです。

笑ってくれる人がいるという救い

とはいえ、こむぎの吠える声に、笑ってくれる人もいます。
「わんちゃんの声、元気ですね」「あ、うちも同じです」と、
まるで共通言語のように和やかな空気が流れることも。

気づけば、犬を飼っている人同士で「うちの子あるある」話に花が咲いたりして、
なんだかちょっと嬉しくなってしまうんですよね。

hisa
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犬が好きな人がいないときは、ひたすら謝ってます😅

愛しさと、日常の尊さ

毎日同じことの繰り返しのようで、少しずつ違う日常。
その中で、こむぎが元気に反応してくれることは、当たり前ではなく、ありがたいことなんだと感じます。

静かに過ごしたい日もあります。
インターホンが鳴らないでほしい日も、もちろんあります。

でも、こむぎが私のすぐそばで、変わらずに「いつもの反応」をしてくれることが、
日々の暮らしのあたたかさをつくってくれているようにも思うのです。

吠える声の向こうにある、小さな想い

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「ピンポーン」の音に、一生懸命に吠えるこむぎ。
それはきっと、「大丈夫? 誰か来たよ!」という、こむぎなりの心配の表れです。

そんな姿を見ていると、私はやっぱり愛おしさがこみあげてきます。
たとえ会議の途中でも、声が入ってしまっても、それでも私はこの暮らしが好きです。fkanojo

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hisa

最近は大事なリモート会議の直前に、インターホンの音量をオフにして会議に臨む事が多いですが、音量を戻すのを忘れるんですよね‥。配達員さんごめんなさい。

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