愛犬との毎日のふれあいの中で「うちの子、今どんな気持ちなんだろう?」と感じたことはありませんか?
犬は言葉を話せませんが、不安なときや安心しているときにはその気持ちに応じてしぐさとして現れます。
本記事では、犬が安心しているときに見せる代表的なしぐさを詳しく解説します。
目次
1.安心のサインを見逃さないために

犬がリラックスしているときは、身体の力が抜け、表情にも穏やかさがにじみます。こうしたサインを理解すれば、愛犬との関係性をより深めることができます。
まずは安心しているときのしぐさを具体的に知ることが大切です。
1-1. 飼い主のそばでぐっすり眠る
飼い主の近くで無防備に寝ているとき、それは「ここは安全」と感じている証拠です。
特に、お腹を見せながら眠っていたら、安心度はかなり高めです。
1-2. ゆっくりまばたきをする
猫ほど知られていませんが、犬も安心しているときはゆっくりまばたきをします。
アイコンタクトの延長として、「信頼しています」という意味が込められているのです。
1-3. 背中やお腹を見せてゴロンとする
犬がリラックスしているときには、お腹を見せて寝転がることがあります。
これは服従ではなく「安心して身をゆだねている」しぐさです。
1-4. しっぽを低く、ゆったり振る
警戒時のしっぽとは異なり、安心しているときは、しっぽが低めでゆったり左右に揺れるように振られます。
緊張がなく、穏やかな気分でいるサインです。

犬が言葉ではなく“しぐさ”で心を伝えてくると知ってから、うちの子との関係もぐっと近づいた気がします!
2. 日常のふれあいから読み取る安心感

しぐさだけでなく、日々のふれあいの中にも愛犬の「安心」のサインは隠れています。
触れ合いながら気持ちを受け取るコツを知っておくと、より一層の信頼関係を築けるでしょう。
2-1. 飼い主に体を預ける
散歩中に体を寄せてきたり、ソファで寄り添ってくるのは、「あなたと一緒にいると落ち着くよ」という愛犬からのメッセージです。
2-2. 鳴き声が少なくなる
不安なときは吠える犬も、安心しているときは静かに過ごします。
過剰に吠えない、無駄な鳴きがないのは心が安定している証です。
2-3. あくびや伸びをよくする
眠くなくてもあくびをしたり、ストレッチをするように体を伸ばすしぐさは、緊張から解き放たれているときによく見られます。

優しく撫でるだけで落ち着いてくれる瞬間に、信頼してくれているんだなと実感します。
3. ストレスとの違いを理解することが大切

一見似ている行動でも、実はストレスサインの場合もあります。
安心のしぐさと混同しやすいポイントを押さえておくことで、より正確に愛犬の気持ちを読み取ることができます。
3-1. あくびが頻繁すぎる
単なるリラックスではなく、緊張や不安のサインであることも。
頻度や状況で見極めましょう。
3-2. 体をかく・なめる動作が多い
安心しきっているように見えて、実はストレスからくる自傷的な行動かもしれません。
頻度や部位に注意が必要です。

昔はあくびがストレスのサインとは全くしりませんでした。。観察することで「本当の気持ち」が見えるようになります!
まとめ:安心のしぐさを理解して、もっと近づく愛犬との距離

愛犬のストレスサインは、一見するとただの「わがまま」や「気まぐれ」にも見えてしまいます。しかし、それらは飼い主にしか気づけないSOSのサインであることが多く、日々の観察と信頼関係の深さがなにより大切です。
ストレスは健康だけでなく、性格や行動にも大きな影響を与えるため、早期発見と対処がカギになります。
無理に叱ったりせず、「なぜこんな行動をするのだろう?」と一歩引いて考える姿勢が、犬との関係性をより豊かなものにします。

犬の気持ちがわかるようになると、一緒にいる時間がもっと楽しくなりますよ。
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