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犬は人間の言葉を理解できる?話しかけ方・伝え方・信頼関係の築き方

「うちの子、本当に私の言葉がわかってるのかな?」
愛犬家なら、きっと一度はそう感じたことがあるでしょう。

もちろん、犬は私たちの言葉をすべて理解できるわけではありません。しかし、だからといって全く通じないわけでもないのです。

実際、犬たちは言葉の「音」や「感情」を敏感に察知し、独自の方法で理解しているといわれています。
さらに、研究によっては「犬は100語以上の単語を覚えることができる」との報告も。

つまり、伝え方次第で、愛犬との信頼関係をより深めることができるのです。

そこで本記事では、

  • 犬の言葉の理解力
  • 通じる話し方とジェスチャー
  • 心が通じるコミュニケーション術

について、わかりやすく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、あなたと愛犬の絆を深めるヒントを見つけてください。

hisa
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知れば知るほど、うちの子が“ちゃんと聞いてくれてる”ことに感動しますよ。

1.愛犬は人の言葉を理解している?その驚きの真実とは

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1-1.犬は「音」と「感情」をセットで記憶している

まず、犬は人間のように言語を論理的に理解するわけではありません。
しかし、音の響きと飼い主の感情をセットで覚えることができます。

たとえば、「おすわり」と言われるたびに同じ動作を求められれば、犬はその言葉と行動を結びつけて学習します。
つまり、繰り返しと一貫性がカギなのです。

1-2.犬は100語以上を理解できる?

実は、ある研究では、ボーダーコリーのような知能の高い犬種は250語以上を覚えた例もあります。
もちろん、すべての犬がそこまで覚えるわけではありませんが、それでも平均で約89語を理解できるとされています。

このように、犬は思っている以上に「言葉のパターン」を理解しているのです。

hisa
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うちの子は、「ごはん」「おやつ」「お散歩」は完璧に聞き分けてます(笑)

2.犬ともっと深く通じ合う!コミュニケーション術5選

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2-1.言葉は短く、いつも同じ表現で

まず大切なのは、指示を一貫した表現で伝えることです。
たとえば「座って」「おすわり」「そこに座って」など言い方がバラバラだと、犬は混乱してしまいます。

つまり、「おすわり」と決めたら、いつもそれだけを使いましょう。

2-2.ボディランゲージを活用する

さらに、犬は言葉以上にジェスチャーや表情を読み取っています。
たとえば、指で地面を指す、手を広げる、笑顔を見せる…こうした動きが、犬には伝わりやすいのです。

したがって、言葉+動作のセットが効果的です。

2-3.スキンシップと声のトーンに気をつける

たとえば、優しいトーンで「いい子だね」と声をかけながら撫でてあげると、犬は安心感と愛情を受け取ります。
逆に、低い声や険しい表情は「警戒」「注意」のサインとして受け取ります。

このように、声色ひとつで犬の反応は大きく変わるのです。

2-4.一貫性のある褒め方・叱り方をする

たとえば昨日ダメだったことが今日はOKになると、犬は混乱します。
だからこそ、家族全員でルールを共有し、一貫した対応をすることが大切です。

もちろん、正しい行動をしたらすぐ褒めることで学習が進みます。

2-5.名前+感情で話しかける

たとえば「○○ちゃん、えらいね」「○○、だめだよ」のように、名前を呼んでから感情を伝えると、犬の反応が良くなります。
つまり、犬は「自分に向けられた言葉」だと認識しやすくなるのです。

hisa
hisa

「名前+褒め」で話しかけたら、しっぽをブンブン振って喜んでくれるので私も嬉しくなります!

3.犬との会話は「心と言葉のハーモニー」

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3-1.言葉だけじゃない、気持ちも伝わる

もちろん、犬は文章を理解することはできません。
しかし、声のトーンや表情から、私たちの気持ちを読み取る力に長けています。

たとえば、落ち込んでいる時にそっと寄り添ってくれるのも、犬なりの“共感”なのかもしれません。

3-2.犬も「聞く力」で応えてくれている

言葉でなくても、犬たちは耳・目・心で私たちの声を“聞いて”います。
その証拠に、何気ない話しかけにも表情やしぐさで応えてくれることがありますよね。

つまり、犬との会話は“キャッチボール”。そこには信頼と愛情が存在しているのです。

hisa
hisa

「ちゃんとわかってくれてる…」そう感じた瞬間って、何にも代えがたい宝物ですよね。

まとめ|犬は言葉よりも「心」を理解してくれている

私たちが日常でかける言葉の数々。
それを犬たちは、ただの音としてではなく、飼い主の気持ちごと受け止めているのです。

もちろん、完全に人の言葉を理解するわけではありません。
しかし、気持ちを込めて話しかければ、必ず心は伝わるということを、犬たちは教えてくれます。

つまり、犬との会話は「ことば+こころ」。
これからも、たくさん話しかけて、愛犬との絆をもっと深めていきましょう。

hisa
hisa

「言葉が通じる」って信じて接すると、本当に伝わるようになる気がします。それが犬との暮らしの面白さですね!

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